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天野猛省中 マイナビ杯その2

気まぐれな天野の将棋反省記。その2

天野池田マイナビ38歩編

改めてB図を再掲。ずっと苦しかったが、B図の△38歩はようやく巡ってきたチャンスボール。

さて、ここでどうするか。たぶんまだどうやっても負けなんだけど、相手は人間ですから間違えるかもしれない(笑) 相手が間違えそうな手を選ばなくてはいけないわけで、CPUには決してできない、「最善手じゃないのかもしれないけど、狂わせる一手」ってやつ。

 まず、終盤で一番考えないといけないのは、相手の王様が詰むかどうかです。詰むんだったら詰ましに行けば、その間はずっと王手かけ続けているわけだから自玉が攻められる事はないですし、詰むって事はそのまま相手の王様逮捕できちゃって勝ちになるわけですから、当然詰ます一手という事になります。

 もしその局面で相手の王様を詰ます事ができないのであれば、次に考えるべき事は自分の王様が次に詰まされてしまうかどうかです。ここの判別がかなり大事で、次に自玉が詰んでしまうなら受けなければいけないし、詰まないなら相手玉に攻める事ができるわけですね。将棋は1手ずつ指すゲームなので、こういった速度計算をするのが物凄く大事です。

 
 さて、B図なんですが、現状相手玉に詰みはありません。これは穴熊で有名なパターンなんですが、王手するなら▲22竜しかなく、それに対して△同金とされると詰みどころか王手すら完全になくなってしまう。何枚敵に駒をプレゼントしても詰まないこの無敵状態を将棋用語で「Z(ゼット)」と言うんですけど、いつからこう言うようになったかは不明で、絶対詰まないからZと言うそうです。

 となると今度は自分の王様に詰めろがかかっているかどうかという事なんですが、これもかかっていません。ですが、相手玉と決定的に違う事が1つある。
 それは、こちらの王様は「Zではない」という事です。次に△28成香とされて、例えば▲同金だと△27桂▲同金△29金▲同玉△49竜▲28玉△39竜までの詰みがありますし、最初の△28成香を▲同玉と取れば現状詰んでないんですけど、おそらくもう何枚か相手に駒を渡してしまうとそこで△19銀(角)や△27銀といった感じで、金に物を言わせられて強制逮捕されてしまいます(笑)

 大雑把に現状を整理すると、「相手玉に最低でも詰めろをかけなくてはいけなくて、尚且つ相手に2枚以上金銀飛角を渡せない」という感じ。1枚渡しても詰んでしまう筋も場合によっては出てくるでしょうから、2枚渡したらまずダメでしょう。かなり苦しい条件ですね。

 B図で相手に1枚も渡さずに詰めろをかけられれば話は早いんですが、それは無理です。ずるいよね穴熊って。あ、こっちも穴熊でしたwww

 というわけで相手に1枚渡して詰めろをかけて、「こっち詰んだら乙」という態勢にするのが最も逆転の可能性が高いと思うんですが、ここからが高段者のテクニック!
 
それは、飛車は渡さない!!

 私の経験上、飛車を渡すと自分の王様がとてつもなくアップすると思います。どれぐらいアップするのかと聞かれても返し方が難しいんですが、新横浜から新幹線に乗って、飛車を渡さなかったら三河安城、飛車を渡したら新神戸って感じですかね。この例えで逆にわかりづらくなってる件はスルー。

 とすると、B図で▲22竜とか▲32金は天野的には「なし」という事になります。▲22竜はもちろん相手に飛車を渡す事になるし、▲32金も△同金▲同竜△31金とされると結局飛車を切らざるを得ない状況になって、相手に渡す事になりそう。
 そこで私はどうしたか。なんとB図で私は半分やけくそで、

▲13銀!!(C図)

天野池田マイナビ13銀編

 これですね、これが信頼と実績の追い込み(笑) あ、因みにここから結局池田さんに粘りきられて負けましたwww うん、でもしょうがない、だって池田さん強いし。ナイスレボリューション。

 △同香は▲24歩(詰めろ)。△同銀は▲23銀成か不成(詰めろ)。△同桂は▲54角(詰めろ)で例えばそこで△21銀なら▲33金(詰めろ)。もうそれ以上の事は聞かれても困ります、だって局面の設定が負けスタートですから!!ww

 
 ▲13銀はなんというか「スタンバイしていた手」で、どんな時でもこうなった時だけは許しませんよっていうパターンを持ってる人が、強いんじゃないかと私は思っています。私の場合は最終盤ですが、それが序盤の人もいれば中盤の難所の人もいる。皆さんも勝ちパターンの意識を持って、どうなったらその形に持っていけるかっていうのを考えながら指すと、今まで以上に将棋が楽しくなると思いますよ☆
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天野猛省中 マイナビ杯その1

最近全然大会で優勝できません。駒達よ、どうしたんだ!!(笑) 全然言う事聞いてくれん。

結果が出ない時こそ、たまには振り返ってみるか。勉強すんのめんどくさいけど、才能だけで勝ててないんだから勉強するしかない。

天野池田マイナビ58角編

先日のマイナビ杯アマ選手権決勝。相手は元奨三段の大先輩、池田将さん。

A図は必敗形なので、A図に辿り着いてしまった過程を調べる必要があるんですけど、そういうの私やってないんで。興味あるの中盤の終わり~終盤だけ。

A図は△29金▲同金△同馬▲同玉△38金▲19玉△28金までの詰めろ。相手の王様はカチカチ君なので受けるしかないんだけど、後手は3筋に歩が立つ(使える)上に24に香がいて、あまりに先手の条件が悪すぎる。たぶん三段リーグ時代だったら100%投了。

 最近は「諦めない」がテーマな上に、この将棋は切れ負け(秒読みがないから時間切れで勝てるかもしれないルール)なので現局面で投げるという選択肢はないとして、どうすんのが相手が間違えてくれる確率が高いんだろう(笑)

 実はこの将棋、最後は負けたけどここから逆転級の局面まで持ってった。切れ負けだったから、っていうのはあるけど。

 まずA図で思い浮かぶのは▲29銀。以下△38歩▲31と△同金▲38銀△同馬▲同金△同竜▲39金△27香成▲38金△同成香。手順中の▲31とが▲21と△同玉▲32竜△同玉▲43角△42玉▲52金△31玉▲32金までの詰めろなので金1枚手に入るけど、それでも全然受からん。
 というかそもそもこんな局面どうやったって受かるわけないので、今の手順で間違えてくれそうな可能性があるなら全然指しますけど、結構わかりやすいんじゃないかなーって思う。
 そこで次に思い付いたのがA図で▲56角。詰めろも消えるし、これは結構盲点な気もする。
 だけど、▲56角には△同馬▲同竜△41金と指されたら1万年と2000年経ってアクエリオンを召喚しても逆転できない。果たしてこれがバレるかどうかだけど、私の経験上、アマチュアで強い人は保険をかけてくる傾向が多いように思う。持ち時間が短いし、リスクを背負ってまで踏み込んで来ない。つまり、この手順はバレるような気がする。
 かといってA図で▲29銀と打って、△38歩に▲同銀△同馬▲同金△同竜▲29角とするのは、将棋史上最もイケてない粘り方。埋めるのは基本だけど、損しながら埋めても体力負けするだけなので、以下△同竜▲同玉△48金▲65角△46桂ぐらいで乙。こういうの粘ってるって言わない。

 そこでA図で▲58角と指してみた。▲56角に似てるけど、△同馬なら▲同歩で頑張ろうという構え。しかしこのように歩が二段目にくると相手の竜が一段目に潜り込まれた時どうしようもなくなる可能性が高いから負けですけどね。
 ▲58角と▲58銀だったら、角打った方が良いように思う。なぜかというと角という駒は受けに全く適していないので使えるうちに使っておいた方がいいし、もしも相手が暴走して47の馬を取りながら粘れそうな展開になった場合、自分の角が47にいれば29に効いているおかげで自玉が詰まない、って事がたぶんないけどひょっとしたらあるかもしれませんからね。

 さて、自玉の周りをごにょごにょやってたらB図になりました。

天野池田マイナビ38歩編

 B図の△38歩では△28同成香▲同玉△26銀とか、△38銀とか色々ダメだったと思うけど、ついに巡ってきたチャンスボール。皆さんだったらどうしますか?
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天野貴元

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