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天野猛省中 マイナビ杯その1

最近全然大会で優勝できません。駒達よ、どうしたんだ!!(笑) 全然言う事聞いてくれん。

結果が出ない時こそ、たまには振り返ってみるか。勉強すんのめんどくさいけど、才能だけで勝ててないんだから勉強するしかない。

天野池田マイナビ58角編

先日のマイナビ杯アマ選手権決勝。相手は元奨三段の大先輩、池田将さん。

A図は必敗形なので、A図に辿り着いてしまった過程を調べる必要があるんですけど、そういうの私やってないんで。興味あるの中盤の終わり~終盤だけ。

A図は△29金▲同金△同馬▲同玉△38金▲19玉△28金までの詰めろ。相手の王様はカチカチ君なので受けるしかないんだけど、後手は3筋に歩が立つ(使える)上に24に香がいて、あまりに先手の条件が悪すぎる。たぶん三段リーグ時代だったら100%投了。

 最近は「諦めない」がテーマな上に、この将棋は切れ負け(秒読みがないから時間切れで勝てるかもしれないルール)なので現局面で投げるという選択肢はないとして、どうすんのが相手が間違えてくれる確率が高いんだろう(笑)

 実はこの将棋、最後は負けたけどここから逆転級の局面まで持ってった。切れ負けだったから、っていうのはあるけど。

 まずA図で思い浮かぶのは▲29銀。以下△38歩▲31と△同金▲38銀△同馬▲同金△同竜▲39金△27香成▲38金△同成香。手順中の▲31とが▲21と△同玉▲32竜△同玉▲43角△42玉▲52金△31玉▲32金までの詰めろなので金1枚手に入るけど、それでも全然受からん。
 というかそもそもこんな局面どうやったって受かるわけないので、今の手順で間違えてくれそうな可能性があるなら全然指しますけど、結構わかりやすいんじゃないかなーって思う。
 そこで次に思い付いたのがA図で▲56角。詰めろも消えるし、これは結構盲点な気もする。
 だけど、▲56角には△同馬▲同竜△41金と指されたら1万年と2000年経ってアクエリオンを召喚しても逆転できない。果たしてこれがバレるかどうかだけど、私の経験上、アマチュアで強い人は保険をかけてくる傾向が多いように思う。持ち時間が短いし、リスクを背負ってまで踏み込んで来ない。つまり、この手順はバレるような気がする。
 かといってA図で▲29銀と打って、△38歩に▲同銀△同馬▲同金△同竜▲29角とするのは、将棋史上最もイケてない粘り方。埋めるのは基本だけど、損しながら埋めても体力負けするだけなので、以下△同竜▲同玉△48金▲65角△46桂ぐらいで乙。こういうの粘ってるって言わない。

 そこでA図で▲58角と指してみた。▲56角に似てるけど、△同馬なら▲同歩で頑張ろうという構え。しかしこのように歩が二段目にくると相手の竜が一段目に潜り込まれた時どうしようもなくなる可能性が高いから負けですけどね。
 ▲58角と▲58銀だったら、角打った方が良いように思う。なぜかというと角という駒は受けに全く適していないので使えるうちに使っておいた方がいいし、もしも相手が暴走して47の馬を取りながら粘れそうな展開になった場合、自分の角が47にいれば29に効いているおかげで自玉が詰まない、って事がたぶんないけどひょっとしたらあるかもしれませんからね。

 さて、自玉の周りをごにょごにょやってたらB図になりました。

天野池田マイナビ38歩編

 B図の△38歩では△28同成香▲同玉△26銀とか、△38銀とか色々ダメだったと思うけど、ついに巡ってきたチャンスボール。皆さんだったらどうしますか?
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