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将棋の「宣言法」について

先日関東名人戦で、初めて相入玉時の持将棋規定である「宣言法」になりました。

宣言法はプロアマ問わず採用されていますが、同じ宣言法でもプロとアマでは全然内容が違う事に改めて気付かされました。
プロの規定では、将棋連盟の規定に

入玉宣言法(現行の24点法に基づく) 宣言しようとする側の手番で、持ち時間に指さずに「宣言します」と言い、時計を止めて対局を停止させる。その時の局面が、次の条件を満たしていれば、宣言側が、勝ちまたは引き分け(無勝負)となる。
 [条件1]宣言側の玉が敵陣3段目以内に入っている。
 [条件2]宣言側の敵陣3段目以内の駒は玉を除いて10枚以上存在する。
 [条件3]宣言側の玉に王手がかかっていない。
 [条件4]宣言側が(大駒5点、小駒1点の計算で)
 A.31点以上あれば宣言側が勝ち。
 B.24点以上30点以下であれば持将棋引き分け(無勝負)。
 ただし、点数の対象となるのは、玉を除く宣言側の持駒と敵陣3段目以内に存在する
 宣言側の駒のみである。
 尚、条件1~4のうち一つでも満たしていない場合、宣言側が負けとなる。(※)

 と書かれています。いわゆる「24点法」ですね。

 アマチュア大会の場合、

「入玉将棋の宣言法について」

宣言しようとする者が、次の各条件を満たしたときに、自分の手番で着手せずに宣言を行うと勝ちとなるルール。宣言をしようとする場合、宣言する旨告げ、対局時計を止める。
・条件宣言する者の玉が入玉(敵陣3段目以上)している。
・「宣言する者の敵陣にいる駒」と「宣言する者の持ち駒」を対象に前述の点数計算を行ったとき、宣言する者が先手の場合28点以上、後手の場合27点以上ある。
・宣言する者の敵陣にいる駒は、玉を除いて10枚以上である。
・宣言する者の玉に王手がかかっていない。
・切れ負け将棋の場合、宣言する者の持ち時間が切れていない。

宣言をして、以上の条件を一つでも満たしていない場合は宣言した者の負けとなる。

これがアマ大会でよく採用されている「27点法」です。

 
 どちらも書かれている事は似ていますが、よーく見ると点数の部分にプロルールとアマルールでは違いがあります(プロルールの条件4)。
 プロルールの「24点法」の場合、24点以上あっても31点以上なければ引き分けになってしまう為、結構引き分けになる事が多い気がします。実際自分も奨励会時代に持将棋引き分けになった事はありますが、31点あるって状況はかなり前の段階からかなり駒得しているケースが多く、結構な大差。なかなか31点以上取るのは大変な事なので、割と早い段階で持将棋引き分けを提案する棋士も多いようです。

 一方アマチュアの場合、持将棋引き分けは存在しません。なぜプロのように持将棋引き分けが存在しないのかというと、持将棋は手数が非常に長くなる事が多く、時間がかかる。さらにそこから指し直しとなると、運営側としては大迷惑(笑) 部屋を借りてる時間とかもあるわけだし。 
 そもそも1日1~2局しか行わないプロとは違い、アマは1日でトーナメント全て終わらせる事だって普通にありますから、さすがに持将棋で引き分け再試合なんて指されたらトーナメントに関わるたくさんの選手が待ちくたびれてしまいます。ですからこういった事を防止する為に、「27点法」という必ず勝敗を決着させる規定が存在するわけですね。

 ただ、将棋を指していて思うのは、入玉模様になった時20点台になる事が結構多い気がします。特に25点~29点。
 先日の関東名人戦では私が先手番だった為、28点以上ないと私の負けです。入玉する直前ぐらいから「27は堅い」と思って指していましたが、だんだん手が進むにつれて「あと1点どこで調達するつもりなんだよwww」ってなってきて、あんな死に物狂いで1点取りにいったのは初めてでした(笑)

 因みに私は昨年出させて頂いた新人王戦で、プロの宣言法ルールをよく知らないで指してましたw 今考えるとさすがにあり得ないので(どうせ相入玉なんてならない、ぐらいにしか思っていなかった)、先日の関東名人戦以降、突然相入玉の規定を調べ出す自分。


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